4 苗代
苗箱に発芽した種籾を蒔き、苗を成長させます。
高橋剛と仲間たちの米作りでは、苗代もゆりかごではありません。
芽を出したばかりの苗は、通常ハウス等で温度管理して、大事に育てられるのが普通ですが、高橋剛と仲間たちの米作りでは、雪解け水でぬかるみの残る田んぼに苗箱をならべ、その上に薄いメッシュシートをかぶせただけの苗代で、苗を育てます。
厳しい環境におかれた苗は、ゆっくりとしかし確実に力をつけていきます。苗箱の土壌には、「バランスα」の原材料、「ぼかし」が鋤きこまれます。
「ぼかし」とは米ぬかを主原料に、貝殻や魚カスを混ぜて、有用微生物で発酵させた粉状の資材です。
これによって、土壌内の微生物環境が整えられ、腐敗菌や病原菌の増殖が抑制されています。