会社創って15年(その6)|株式会社高橋剛商会

ちょっとセンチメンタルに来し方を振り返ってみます

「バランスアルファ」の力の源泉は何かがわからないまま2年が過ぎたころ、
インターネットで「免疫分析研究センター」という会社名に出会いました。

”素材や商品の免疫力を比較的簡単な試験でリーズナブルな費用で計測できる”
という説明に惹かれ、さっそく資料を取り寄せ、担当者に連絡を取り、
こちらの商品の特徴をお話しした上で、すぐに試験をしてみようということになりました。

こちらは「免疫」という人体の機能については全くの素人です。
BCGとアレルギー反応ぐらいしかイメージできません。
せめて試験結果をちゃんと理解できるようになりたいと、付け焼刃で本を買い込み、
勉強し始めました。

すると驚き、免疫は外部からの侵入者を排除する仕組みにとどまらず、
内部で発生する異常細胞(代表的なものががん細胞)の排除にも
関わっていることがわかりました。
同時にアレルギー反応や関節リウマチなど、
免疫が過剰に活動することで起こす不具合もたくさんあり、
それが現在増え続けていることも知りました。

私は夢中になって手当たり次第に読み漁り、
これまで近づいたことのなかった書店の医学書コーナーで
“免疫”という単語のついた書籍をまとめ買いしたりしました。

3か月後、免疫分析研究センターから報告書が届きました。
「考察:TNF-αは腫瘍壊死因子の略で、
主にマクロファージやリンパ球から産生されます。
生体防御因子として種々の免疫賦活効果を誘導し、
ある種の腫瘍細胞に直接細胞毒性作用をもつことが知られています。
バランスα添加時のTNF-α産生能は5%、
10%添加した場合に濃度依存的にマクロファージ細胞を活性化しました。」

「一方で、TNF-αは炎症を引き起こすサイトカインとしても知られている為、
TNF-αの産生を抑制することは抗炎症作用を有すると考えられます。
・・・細胞傷害活性と抗炎症効果が同時に見られたことは、バランスαが単一な成分ではなく、
さまざまな免疫賦活因子を有する複合物であるからと考えられます。」

なるほど、バランスαって免疫機能と関係があるんだ、と納得しました。
どう関係があるのかは、それからさらにいろいろ勉強しなければなりませんでしたが。
いずれにしろ「バランスアルファ」という製品をお客様に伝える時に、“免疫”という言葉を使い、
説明していくことが可能だ、とわかったことは、私たちにとって大きな前進でした。

今でこそがんの「免疫療法」のきっかけを作った方がノーベル賞を与えられるほど、
認知度が高くなりましたが、この試験をした2006年当時は、未だ免疫療法はうさんくさいもの、
という評価が大半でした。

まして健康食品をそのような観点から紹介し、勧めるということは問題外でした。
機能性は見えてきたけれど、お客様にはなかなか伝えられない状況はそれ以降も続きます。

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