所在地 | 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨2-16-4 |
設立 | 平成 16 年 1 月 9 日 |
資本金 | 300 万円 |
代表者 | 代表取締役 安藤繭子 |
役 員 | 取締役 平城匡史 |
株式会社高橋剛商会とは
株式会社高橋剛商会は、山形の農業生産者『高橋剛』氏が、開発・生産・監修した農産物・食材・食品を、日本中の人々に普及することを第1の目的に、平成16年1月に設立された会社です。
現在は、高橋剛氏が生産・監修する、自然農法のお米「北限のコシヒカリ『吟匠』」、腸内フローラ改善サプリメント「バランスアルファ」、無添加スキンケア「ジェンティール化粧品」など、自然農法由来の商品を提供しています。
売っているのはこんな人です
取締役 平城匡史
なぜ私たちは「株式会社高橋剛商会」を旗揚げしたか
- 株式会社高橋剛商会の設立に参加したメンバーは、これまでお互いの面識もなく、各自がまったく異なった道を歩んできました。唯一の共通点は、それぞれがその道半ばで高橋剛氏と出会い、氏の “まじめで、正直で、がんこな”生き方に惚れ、そして氏が作り出した、生き方そのものの食材に惚れた、ということだけです。
- そんな私たちが、これまでの自分たちの道を踏み外し、『高橋剛』という価値に賭ける、という茨の道を歩みだしたのは、平成 15 年の秋のことです。 高橋剛の食材を、日本中(ゆくゆくは世界中)の人々に知ってもらい、楽しんで食べてもらい、体の本来の力を回復してもらうためには、そのための会社を自分たちで興すしかない、 とはなはだ自分勝手に思い込み、これまでの職場と稼ぎから足を洗って、会社設立準備を始めました。
- 会社名も最初はカタカナの名前をあれこれ考え、事業内容も盛りだくさんのにぎやかさだったのですが、結局“世の中の人々が本当に求めていて、かつ自分たちが本当に提供したいものは、『高橋剛』という価値である”という結論に落ち着きました。
- 設立準備以前から、何かにつけアドバイス戴いていた、当の高橋剛氏は、最初は“自分の名前の会社は気恥ずかしい”と難色を示していたもの、最後は快く承諾いただき、晴れて「株式会社高橋剛商会」は旗揚げすることになりました。
会社名の由来「高橋剛」氏のこと
私たちの会社の由来となる『高橋剛』氏のプロフィールは、以下のとおりです。
生年月日 | 昭和21年10月14日山形に生まれる |
住 所 | 山形県最上郡真室川町川の内1605-1 |
略 歴 |
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農業技術の特徴 | 有用微生物群を用いた土つくりを徹底的に行い、農薬、化学肥料を使わない自然農法 |
生産品種 | こしひかり、はえぬき、ひとめぼれ |
生産量 | 作付け面積 10町歩 単位当り収量 10アールあたり600kg |
現 職 | (有)オーガニックジャパン 代表取締役・・・米穀販売 日本抗酸化飲料㈱ 代表取締役・・・健康飲料製造販売 (株)アレフ(ビックリドンキー)農産物生産指導顧問 |
日本の農業は明るい(高橋剛インタビュー)
高橋剛語録 稲の気持ち(高橋剛の話)
(稲妻の話)
高橋:まだちっちぇえガキの頃のことだ、お袋に手引かれて家に帰る日暮れ時分に、雷に出くわした。稲光の音のすごさに、オレは怖さのあまり、お袋にしがみついて泣き出した。するとお袋がおれの背中をさすりながら、“怖くねえ、怖くねえよ、稲妻は田んぼの稲が、これから生まれてくる子供たちのために、光をください、と天にお願いしていただくもんだ。怖いわけねえ”と教えてくれた。
大昔から、稲妻(稲夫)は、稲の受精に不可欠なものと考えられていた。雷の多い年は豊作だ、と言い伝えられてきたもんだ。オレもこれまでそう信じてきたし、それははずれなかったな。
(カジカで天気を知る)
高橋:米作りでは、先の天気が読めなくちゃならねえ。おれは明日あさっての天気知りたかったら、川に行って底のカジカを掬い上げて、口の中をのぞくんだ。カジカは雨が近いと流されちゃ困るから、口に小さな石ころを呑んでおくんだ。だから石があれば、雨が近いことはすぐわかる。
(農薬や化学肥料使ってるかどうか、稲見れば一発でわかる)
高橋:JAS認証ったって、それを検査する役人さんたちは、書類しかチェックできない。でもオレは田んぼに行って稲見れば、農薬や化学肥料使ってるかどうか、すぐわかる。
まだオレが自然農法の組合初めて間もないころだが、組合員のあるやつが、除草剤を使った。そいつはオレにばれないと思ったんだろうが、オレはやつの田んぼに行って稲の葉を見て、大体何月何日に撒いたかもわかったね。それで集まりの後、そいつだけを呼んで、自分が見たことを伝えた。みんなには言わないから、自分から組合を脱退しろ、と言い渡したよ。えっ何が判断のポイントかって?葉っぱだよ、稲は薬かけられたら苦しいから、その時成長が微妙に変化する。それが葉脈の乱れになって現れるんだ。葉脈が乱れてるところを見れば、成長具合からみて、何月何日に薬撒いたな、ってのは概ねわかっちゃう。
化学肥料は、葉っぱじゃなくて、田んぼに手つっこむとわかる。稲は鋤きこまれたばかりの化学肥料は強すぎてやっぱり嫌うんだ。だから、根は自然と濃度の薄いところへと向かう。畦の脇は一番わかりやすい。化学肥料まいてる田んぼでは、根が畦の方に向かって横に広がってるよ。
(稲のあいさつ)
高橋:米作ってる時は、朝が来るのが待ち遠しくてしかたねえ。田植えから後は夏だから、午前3時過ぎると外は明けてくる。おれは家族中が寝静まってる頃から、もう待ちきれなくて、一人布団を抜け出して田んぼさ向かうんだ。
田んぼでは、朝霧に濡れて頭を垂れた稲たちがまだ寝てる。そのうち、そう朝日が登る頃だな、稲たちが一斉に露をはらってすっくと立ち上がるんだ。そん時、田んぼ全体にサワサワという葉擦れの音が静かに鳴り響く。稲たちがおれに朝のあいさつをしてるのさ。おれも思わず頭を下げて答える。“オハヨウ、今日も一日よろしくな”
(台風?馬鹿にするな!)
高橋:せっかく実った頃にやってくる台風は、普通の農家では大敵だ。でも家の稲たちは、台風でへたれたことは一度もねえ。何年か前、真室川を直撃する台風が来たときは、おれもさすがに心配になって田んぼへ見に行ったもんだ。そしたらどうだ、稲たちが俺の姿を見ると一斉に、ざわざわと騒ぎ出した。わかった、こんなへなちょこ風くらいで、心配すんなっていうんだな。俺はそのまま引き返したよ。稲?全然なんともなかったな。
高橋剛氏自宅の巨大なトラクター
一切抗生物質を使わない、自然の飼料だけで育てたオーガニック牛、 排泄物を基盤とした堆肥が土壌づくりの基本となってます。