弊社のスタッフ向け推薦図書(漫画編)

弊社のスタッフ向け推薦図書(漫画編)を紹介します

私どもの扱っている商品は、山形県で特別な農法で作られたお米、
お米を発酵させた健康飲料「バランスアルファ」、
そして「バランスアルファ」をベース水に用いた
スキンケア化粧品「ジェンティール」シリーズの三つが主たるものです。

商品数は少ない代わりに、
それらの商品については、深く広くその背景や歴史や機能性を、
それらの個別の素材についても把握し、正確な知識に基づいて
お客様のお問い合わせにお答えしています。

当然スタッフも日頃より時間を作り、
いろいろ調べながら知識を積み増しています。

お米のこと、スキンケアのこと、発酵のこと、免疫のこと、食のこと、
体の仕組みや微生物の活躍など、知らなければいけない知識は尽きることがありません。

私は自分が参考にしている書籍は、倉庫に書架を据えてそこに並べているのですが、
なかなかスタッフが手を出してくれません。
そこでこれはと思う本を何冊か事務所の良く見える棚に並べました。
おかげでそれらはスタッフのみんながよく手に取ってくれるようになりました。

中でも人気はやはり漫画。知識がストーリーの形をとっているので、
抵抗感がないのでしょうね。というわけで(ん?どんな訳)、
弊社のスタッフ向け推薦図書(漫画編)を紹介させていただきます。

*『はたらく細胞』①~⑤清水茜 講談社
はたらく細胞
*『はたらく細胞BLACK』①~②原田重光/初嘉屋一生 講談社

はたらく細胞BLACK

・血液細胞を主人公に、免疫にかかわる細胞たちの活躍を
擬人化したストーリーが受けて、アニメ化もされた人気漫画です。
外からの病原菌や異物の侵入に対して、人間のからだはどのように対処しているか、
仕組みが(少々単純化されすぎていますが)よくわかります。

*『もやしもん』①~⑬石川雅之 講談社

もやしもん

・東京農大をモデルにしたと思われる農業大学で、
あやしげな教員と学生たちが織り成す「発酵」の物語です。
“微生物が見える”という不思議な能力を持つ沢木直保が案内役となって、
微生物が「発酵」によってさまざまなものを創り出す過程と、
それを大切にしてきた日本そして海外の食文化を紹介していきます。
発酵醸造学の泰斗樹慶蔵教授(小泉先生を彷彿させますね)が、
万華鏡のような「発酵」の世界に学生たちを引きずりこみ、
それぞれ大変個性的な学生たちが、いつしか「発酵」に魅了されていく姿は、
教育の本来の姿はこうだったのではないか、と思わせてくれます。

*『リトル・フォレスト』①~②五十嵐大介 講談社

リトル・フォレスト

・緻密でリアルで空気感のある、大変な画力の持ち主
五十嵐大介の最初のヒット作です。
岩手の山間部の小森村(リトル・フォレストですね)で、
一人農業を営む主人公の若い女性の目を通して、山村の日常をたんたんと描きます。
1エピソードごとに、そこで取り上げられた食の知恵(料理とか加工法とか)を
最後に漫画とは別建てで解説をつけてくれているのがうれしいです。

*『火の鳥』①~⑬手塚治虫 角川文庫

火の鳥

・いわずと知れた手塚治虫先生の最高傑作。
この膨大な物語は、1954年にその原型が書き始められ、
1957年に一回完結した後、再び画風も変えて1967年に新しく青年誌に連載が始まり、
何度か連載誌を変えながら1988年に「太陽編」をもって完結しました。
伝説の不死鳥「火の鳥」を狂言回しにして展開されるのは、人間にとって「死」とは何か。
というテーマです。
人類の歴史の中で、人は常に「死」を恐れ、自分の「死」を遠ざけるために、
他者を傷つけ、死に至らしめてきました。
その繰り返しを手塚治虫は様々な歴史過程の様々な土地の物語として描きながら、
おそらくは「人間は死を迎えることができるからこそ幸福なのだ」
というメッセージを私たちに伝えようとしていたと思います。

 

健康について考える時、生き物が有限の存在であることを忘れないように、
一度は読んでもらいたいと思い、書架にならべてみました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA